ドラムの Yasu です。
サッカーを通して歴史の重みを感じる事がよくあります。W杯では欧州開催の場合は欧州、そして南米開催の場合は南米の国が優勝する場合が殆どです。

たしか欧州の国が欧州以外の大会で優勝出来たのは、前回大会の2010年南アフリカ大会で優勝したスペインだけだったと思います。

さらに知っててもなお不思議で意外やけど、強国スペインでさえ初めての優勝なのです。歴史を作る事の難しさをサッカーを通して感じています。

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このスペインと言う国は少し特殊で、10年以上も前から常に "無敵艦隊" と言われてきました。ところが予選や親善試合にはめっぽう強くて殆ど負けないものの、何故かW杯本戦では優勝どころか決勝にさえも勝ち上がれていませんでした。

そんなスペインがW杯で優勝できた要因は、当然ながら一つではなく、幾つか重なり繋がってようやく歴史が動いたと感じています。

まず、W杯優勝から遡ること2年前の大会であるユーロ2008(UEFA欧州選手権)で、スペインが44年ぶりに優勝したのも無関係でない気がします。

長らくスペインサッカーの象徴であり続けたラウールを外して、フェルナンド・トーレスやダビド・ビジャにすると、あっさり優勝してしまいました。

絶大な影響力を持ったラウールを外すという、難しかったであろうこの時の決断が、後のW杯優勝のきっかけになったのではないでしょうか。

そんなラウールですが、長い間在籍してたレアルマドリードでの最後の方は踏んだり蹴ったりだったけど、移籍したシャルケ04では、はまりすぎです。あら不思議。

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次に、スペインのビッグクラブであるFCバルセロナですが、ロナウジーニョが在籍してた頃から台頭してきた "華麗すぎる究極のパスサッカー" が世界中を魅了していて、現在では メッシ・シャビ・イニエスタ らがその象徴になっていると思います。

W杯優勝メンバーは、カンテラ(下部組織)出身者を含めると、ほぼFCバルセロナです。なのでスペインの勝利というよりFCバルセロナの勝利とも言えます。

ではなぜFCバルセロナで固めたのか...

勿論、バルササッカーが絶好調という事もありますが、スペインには日本人があまり知らない民族意識があるそうです。
(知らないのは Yasu だけ

詳細は複雑すぎてわかりませんが、一言で言うと古くから民族間での対立があって、なにかと纏まらない状況だそうです。それが原因かわかりませんが、実力はあれどチームワークを保てず、W杯の様な開催期間の長い大会では勝てなかったのかも知れません。

FCバルセロナで固めたのはこの 『民族意識』 も、無関係ではないのかもね。

シャルケ04でのラウールの活躍を見てると、彼もまた民族意識の縛りの被害者なのかも知れません。移籍して、その縛りから解き放たれたようにも見えます。

Schalke_04_011

・・・

標題の次回大会の展望になってないと思う方も多いかと思いますが、サッカーにおいて歴史を無視しての展望はちょっと乱暴でもありますので、まず、前回優勝国のスペインを 都市伝説的!? ではありますが、歴史的に紐解きたいと思い 『序章』 としました。

また、Yasu のサッカーの見方はスーパープレイは勿論ですが、ナナメから見るのも好きなのです...すみません。

でも、展望を一言この序章で言うならば、
次回、スペインの優勝はきっとないでしょう。
なぜなら、30年余り見てきた中で、連覇した国はないからです。
(ほんまかっ??うん。歴史がそう言ってますよっ。)

最後に...
『人は経験した事しか出来なくて初めての事は出来ない』
と言う事をサッカーを通して再認識しました。
初めての事は経験を組み合わせて工夫する事しか出来ないと思ってます。(えらそーにっあたりまえ過ぎやろっ!?

では、では。次回を楽しみにして頂けると幸いです。