昨日、 「ブライアン・セッツアー・オーケストラ」の話を書いた後で、映画「スウィングガールズ」を見てしまった!! (上野樹里は可愛いな〜♪)
やっぱり「スウィングジャズ」の良さって、裏拍子のリズムなんだよな!!

ちなみに俺がThink about it! の曲を書く場合、「メロディライン重視」の曲と「リズム重視」の曲とに分けて作っているんよ。
「メロディライン重視」の曲で大変なのは歌詞。
とにかくメロディに上手く歌詞を乗っけるのが難しい。
まあ最近は、ブログ仲間のbowzさんやターボさんの影響もあり、だいぶ進歩していると思うけど・・・

ところがリズム重視の曲となると、かなり厄介である。
(リズムに関してはHataとYasuに「どう伝えたら良いか?」いつも迷ってしまう。)
大体はHataにベースラインを簡単に伝えて、後はHataのセンスに任せているのだが・・・
上手く伝わってないと根本的にメロディラインを変えなくてはいけなくなって、やがてボツ曲になってしまう運命。
Yasuに関してはもっと難しい。
Dsなんか叩いたことが無いんで(あっ! 一度だけ叩いたことがあったっけ! )いつもクチで「タンタンツー! タタンタ! ツッタ! 」とか意味不明な説明しかしていない。
それでも奴らは一週間でカタチにしてくるんだから対したモンである。

「リズム重視」の曲で行き詰ったときに良く聴くのが・・・
ジョン・コルトレーンの「至上の愛(A Love Supreme)」である。

2011_04_22

シンプルなリズム(空間・・・?)を如何に引き出すか・・・
つまり「余計な音を出さずしてリズムを奏でる世界」にひたすら陶酔するのである。
最近のJ-POPみたいな「色んな音をギュウギュウ詰めにした音楽」とは真逆な世界。
すると不思議なことに頭ん中で奏でられた多彩なリズムに上手くメロディラインが乗っかってくれる。
そうやって作った曲の中には「極める」とか「Dance de Zance」とかがある。
このCDにはそんな不思議な要素が沢山詰まってるから、まだ聴いたことのないなら一度は聴くべし。

最後に数あるJazzの名曲の中で俺が選ぶBest3の中の一曲が・・・「Sing Sing Sing 」です。
スウィングのリズム (強いグルーヴ感) を含んだマイナーコードの曲なのに、なぜか軽快なダンスミュージックになっている名曲ですね。

映画「スウィングガールズ」でもラストナンバーとして披露されてます。
でもやっぱり「ベニーグッドマン楽団」の「Sing Sing Sing 」がBestだと思うんであらためて聴いてみて下さい。



カッコイイのはイントロ!! ジーン・クルーパのドラムソロがインパクトありますよねー。それにのっけからトランペットとトロンボーンの掛け合いでメチャ「スウィング」してる。
これからも曲づくりに行き詰ったらJazzを聴いて、ヒント頂きましょうかねー。