昨日は「Think About It!」の練習で新曲「刹那の夜に」をメンバー全員で初めて音出しした。
だいたい初めて音を出せば新曲の「生き死に」が分かるのだが、どうやら「刹那の夜に」は生き残りそうだ。
しかし最近、俺がメンバーに提案する新曲って「マイナーコード主体」の曲が多いよな。
それは多分、今の俺の心情がメッセージ性の強い歌詞や曲を選んでしまうからだろう・・・
それほど凹んでしまうテーマしか今は思いつかないんだろうね。

練習後、4月29日(日)にビートルズで開催される「しゃっふるバンドまつり Vol.9」に出演する「スティーブ・ジョブズ」の練習を見に行った。
バンド仲間である「SNOW LEOPARD」のMIKIちゃんと「SmileySkull40♂」のユウヂが椎名林檎のカヴァーを演奏するのだ!!
今日はキーボードが体調不良で不参加だったが、たった2回の練習とは思えないぐらい出来上がりつつあり本番が楽しみだ。
そしてバンド仲間同士、こういう繋がりが出来たことを嬉しく思う。
でも何でバンド名が「スティーブ・ジョブズ」なん?
「りんご追分」の方が俺としてはストライクなんやけどな(笑)  

練習の合間にMIKIちゃんに・・・
「Ken♂sanって本を結構、読むでしょう?」と質問される。
以前もブログで書いたけど、俺の死んだ爺さんは元本屋だったんで、物心ついた頃から本を読み漁ってた。
「本は知性の宝庫」
中学2年の担任だった福家先生が言ってたっけ(笑)
今もその頃の習慣があり、タイトルに興味を持つと買って読んでる。
その種類は多種多様で「海外文学」や「現代小説」「実用本」などで月に3冊ぐらいは必ず読む。
気に入った本はその後、本棚へ・・・
イマイチだったら「BOOKOFF」にドナドナする。
そしてまた「BOOKOFF」で買って帰ると言う感じだ。
ただ色んな本を読んでると歌詞作りのヒントも結構あるんで続けてます。
まあ仕事の休憩時間や就寝前に読む程度やけどね・・・

さて今、読み始めている本がコレ・・・

2012_03_26_1

海外文学最高傑作?と言われるカフカの「変身」と恩田陸の「ネバーランド」だ。
まだ読み始めたばかりなんで何とも言えないが・・・
「変身」の場合、「朝、目覚めたら自分が一匹の巨大な虫に変わってた」なんて発想・・・どこからくるん?
ただ何とも実社会とかけ離れた異空間の話なんで数ページ読んだら寝むたくなるのはご愛嬌(笑)
そして恩田陸の「ネバーランド」では「俺自身の記憶の奥底で忘れかけてた学生時代の思い出」に一瞬戻ることができる。
そんなノスタルジーな世界が体験できるんで、どっちかと言うと「ネバーランド」の方が今はお気に入り。

ちなみに俺は一つの本を最初から最後まで読み続けるのではなく、途中で本を取り替えては交互に読んでくタイプ。
全部一気に読んでしまうと作者が何を言わんとしてるか、重要なトコを見逃してしまうからだ。
一度、内容をリセットして「しおり」の箇所の2ページ前から読み出すと、以前思ってた感想とは違う自分に気づく。
その時に「あっ! この本買って得したな。」的な気分になれるんや・・・
「BOOKOFF」で買うと150円〜200円ぐらいでなんでお得感も倍増・・・
?・・・って今日のブログって何か貧乏臭いオチやな(笑)