夏休みも終わりが近づいて悲しい知らせが舞い込んだ・・・

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「トウカイテイオー死す」

俺は元々、動物好きなのもあって物心ついたときから競馬を見るようになった。
(まあギャンブル好きの親父の影響もあったとは思うが・・・)
そー言えば小学5年生のときに父親と約束をしたっけ。
「通信簿に5があったら馬に乗りたい!」って・・・
努力の結果か偶然かは覚えていないが、年末の通信簿に算数が5で評価された。
喜んで俺は父親に通信簿を見せた。
父親は「なら今度、馬に乗せてやる」と言い連れてってくれたのが・・・何故か高知競馬場。
そして記憶では馬の銅像?みたいになモノに乗せられた覚えがある。
「確かに馬は馬やけど・・・」とは思ったが口答えなんぞしたら後が怖いので我慢した(笑)
それよりも初めて生でレースを観戦して馬達が一生懸命に走ってる姿が美しくって凄くって、そっちの方が想い出深い。
俺は根っからの競馬ファンだったようだ・・・

さて話は戻って、トウカイテイオーである。
競馬ファンで無い方には理解不能だと思うが、俺はレースを見て感動で涙したことが何度かあるのだ。
例えば以前、ブログでも書いたマヤノトップガンが勝った第115回天皇賞なんかもそう。
(まあTV画面に向かって目頭を熱くする親父を家族はバカにするが・・・)
そしてトウカイテイオーが勝った第38回有馬記念も感動した。
この年の有馬記念は豪華な顔ぶれで・・・菊花賞馬「ビワハヤヒデ」、ダービー馬「ウイニングチケット」、天皇賞(春)優勝馬「ライスシャワー」、ジャパンカップ優勝馬「レガシーワールド」、前年の有馬記念優勝馬「メジロパーマー」 、桜花賞&オークスを制した「ベガ」、そして侮れない伏兵馬として「マチカネタンホイザ」「ナイスネイチャ」と錚々たるメンバーが揃った。

そんな強豪の中でトウカイテイオーは1年も骨折のためにレースが出来ていないハンデがある。
(テイオーは過去に3度の骨折を繰り返している)
通常なら有馬記念の前哨戦として叩きレースを行うのだが、それすらも行っていない。
勝てないのが当たり前と言われた有馬記念出走。
昇り調子の「ビワハヤヒデ」や「レガシーワールド」の影さえ踏めないと考えるのが普通である。
ところが彼はそんな予想を覆し強豪を抑えて1番にゴール板を通過した。

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その姿は俺が始めて競馬場でレースを見た感動に近いもので、最後の「ビワハヤヒデ」との叩き合いでは回りをはばからず「行っけぇぇぇー!テイオー!」と叫んでいた。
(まあテイオー絡みの馬券は買ってなかったが・・・)
そしてテイオーがゴール板を駆け抜けたとき、自然と涙が流れていた・・・



「こんなことってあるんだな・・・」
彼には「ダービー馬の意地」とか「骨折の不安」とか関係なく本能のまま走りきったのだろう。
誰もが不可能と思われたことを可能にした馬・・・トウカイテイオー。
安らかに眠れ・・・(馬券買ってなくてゴメンね)
明日から9月! 新たなスタートの始まりだ・・・