しばらく順風満帆の活動を続けていた「Think About It!」だが、またもや振り出しに戻った。
まあこれも全部、俺の自業自得でして・・・
SyuchanやYasuには今まで以上の苦労をかけることとなった。
岩手のブログ(バンド)仲間であるbowzさんからも質問があったが、ご心配なく。
「Think About It!」は間違いなく前を向いて進んでいる。
9月一杯は自主トレして10月には新たな「Think About It!」をスタートさせるつもりだ。
(俺の頭ん中では新曲も出来上がってるしね・・・)
少なからずご心配をかけた皆さんには感謝の気持ちを伝えると同時に今後の「Think About It!」に期待していただきたい。

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さて「白蛇団」のライヴを自宅のパソコン観て(聴いて)たら、以前に撮影したバンド仲間のライヴが観たくなった。
バンド仲間のライヴを何度か見ることで参考になる点も多々あるのだ。
例えばセットリストとMCだな。
セットリストに「起承転結」があれば観るのも聴くのもワクワクする。
そしてMCが個性的ならば尚更、面白く感じる。

皆さんは「吟遊詩人」ってご存知か?
詩や曲を作っては各地を訪れて歌った人達のことですね。
(吟遊詩人は中世ヨーロッパで歴史的な事件や史実についての物語を広め伝えるために歌を歌っていたらしい。 by Wikipedia)
物語を語るかの如く歌うことで、その世界観がお客さんの脳裏に浮かび上がれば素晴らしいことだ。
バンド仲間でそれを感じるのが「鬼ごろし」のキッツアンである。

2013_09_03_01

俺は以前、メールでキッツアンに「吟遊詩人の生まれ変わり?」と送ったことがある。
彼の書いた歌詞を読めば読むほど、その個性的な世界観にハマったからである。
“紅の花の女”、“女工哀史”等の「女シリーズ」も良いが、“縁〜ENISHI〜”のサビの歌詞が一番上手く出来ていると俺は思う。

“頭の中にあるシグナルが鳴り出す 全ての出会いには意味があるものなのか 心が動けという 声をあげろという どこで繋がるかで運命は廻っていく”

歌詞とメロディラインとリズムが非常に合っていて、サビの盛り上がりが上手く表現されている。
ホントに歌詞って大事だな・・・
と言う訳で「鬼ごろし」のYouTube第2段は“縁〜ENISHI〜”・・・では無く何故か“車屋さん”(笑)



マーシーのドラムとOBのベースをバックに語り始める・・・これぞMCってーより「吟遊詩人」の世界だな。
どーぞじっくり彼らの世界観を味わって下さい。