「第一回 比根須賀亭一門会」が無事終了した翌日27日の話。
ゴールデンウィークが近いというのに・・・甲斐性無しのオヤジは寧々を旅行に連れて行く訳でも無い。
「それなら映画でも?」と連れていったのが以前から楽しみにしていた「猫侍」である。

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以前、TVでも放送されていてブログにも書いたコトがあるんやけど猫好きの我が家では結構楽しんで見てた番組の一つです。
映画「猫侍」はTVのストーリーとは全く違うオリジナル作品ですが、所々にTVの一場面が使われていたので違和感は全くありませんでしたね。
よく時代劇はクライマックスに剣戟シーンを用い、悪人が血しぶきと共に敗れ正義が勝つというパターンが王道ですが、映画「猫侍」では剣戟シーンが極端に少なく作品中は誰一人斬られるコトはありませんし、血しぶきが飛び散るコトもありません。
俗に言う“チャンバラ映画”では無かったので、小学生の寧々でも楽しめたようです。

劇中で「白猫は人を呼びよせる力がある」という台詞がありました。
主人公の“斑目久太郎”が癒される猫の“玉之丞(♀)”は白猫なので、何の因果か善人も悪人も“斑目久太郎”に関わってきます。
そのストーリー性は良く言えば「非常に分かりやすい」のだが逆に言えば「何の変哲も無い」現代のホームドラマを観る感覚に近くって。
それでもラストシーンは何だか心温まる仕上がりになってました。
我が家の“うめ”は白黒の二毛なので「人を呼びよせる力」は半減しているのでしょうか?
ちなみに白黒(黒の方が多い)の猫は“人懐っこい温和なタイプ”とか“警戒心が強い内弁慶タイプ”と言われます。
どちらかと言うと“うめ”は後者の方ですかね(笑)

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上映されてる「高松ソレイユ・2」は座席数が100にも満たない劇場ですが個人的にはこのぐらいのスペースの方が丁度エエと思いますね。
それに座席シートも座り心地が良くって、案外思ったより楽に鑑賞できます。
(寧々はポップコーンが売ってないトコが唯一の不満のようでしたが・・・代わりにプリッツがあります)
俺にとっては「昔の映画館の雰囲気を今に残してる」って感じでとても気に入りました。
これからも独自に話題性のある映画をピックアップして上映し続けて欲しいですね。
そして帰りに外食をして帰るコトに・・・勿論、メニューは?

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「豆ごはん」と「あさりの味噌汁」をメインにアッサリ系で決めました。